こんにちは
玉屋農園の玉ちゃんです。
自然栽培での農業展開する上での覚書
映画そらのレストランのモデルなった 北海道で30 年以上自然農法で農業を営んでおられる富樫さんと言う方。幼い頃から重度のアレルギー体質で小児喘息からアトピー性皮膚炎にまで悩まされた。その為自分で農業を自然農法で実行され土と身体は同じと言う結論に達したとの事。
イギリスで自然栽培を20年営んで居られる今橋さんのYouTubeでの対談より:ステロイド薬を20年使った富樫さんが自然農法で作られた作物を食べる事でアレルギー体質を克服された。富樫さんの作ったお米を食べたアレルギーを持つお子さんのお母さんが過食症が治り育児ノイローゼも無くなったと。
見ることが作物の栄養 アイコンタクトで意思の疎通 稲は人の足音を聞いて育つと富樫さんの周りの農家の方は言うらしい。
自然は私たちを豊にしてくれて病気も治してくれる。富樫さんの弟さんは畑を手伝うようになって鬱病が克服されたとの事。
ここで整理をしておきます。
有機栽培・オーガニック:農林水産省によると
基本的には農薬や化学肥料を使用せず、堆肥などの有機質肥料で土づくりを行った圃場で栽培した野菜のことで、日本においては「有機JAS」の認定を受けた生産者のみ「有機栽培」「有機野菜」「オーガニック」と明記出来る。
場合によって農薬(有機JAS指定のもの)の使用を認めているのは
「農産物に重大な損害が生ずる危険が急迫している場合、耕種的防除、物理的防除、生物的防除またはこれらを適切に組み合わせた方法のみによっては、圃場における有害動植物を効果的に防除することができない場合」農薬の使用を許可している。 (使用できる農薬は機関によって定められている。
JAS規格による有機農産物
化学的に合成された肥料や農薬の使用を避けることを基本として、多年生作物の場合は収穫前3年以上、その他の作物の場合は、播種又は植え付け前2年以上の間、堆肥などの有機質肥料により土づくりをおこなった圃場において生産された農産物を指す。
無農薬栽培
栽培方法ではなく、農薬使用の有無を示したものに過ない。
化学肥料不使用
「化学肥料を使用していない」ということを示しており、有機肥料を使用している、あるいは無肥料で栽培しているということである。
自然栽培・自然農法・自然農
自然そのものが相手であるため、その多くは栽培技術が確立されている訳でも、完結したメソッドが存在する訳でもなく、基本的には農薬や肥料を使わず、できるだけ燃料を必要とする機械を使わずに、「自然にまかせて」「自然の力で」「自然を模した環境で」その土地に合ったやり方で栽培する漠然とした枠組の事。
今後玉屋農園が目指すものが自然栽培によるものである事には間違いがなく、コーンポスト等既に導入済みであるが クズ野菜は自然栽培の圃場で取れたもの、落ち葉は農薬等からの影響を受けていないもの 籾殻や米糠は厳密には使用しない。
いずれにしても自然栽培と謳うには3年(有機栽培基準)の経過は必要である。
以上。
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